色々なご意見があるかと思いますが、
私の持論と、元J1選手の方のアドバイスをもとに3つのシュートのコツをお伝えします。
①浮かさない
②ニア・ファーを同じフォームで、置き所で打てるようにする
③【番外編】GKを見ない
この3つです。
それでは早速みてみましょう!!
①浮かさない
当たり前なんですが、
当たり前になっていないためにゴールできるはずのシュートがキーパーにファインセーブされた・・
という場面は結構多いはずです。
昔、マンガ「キャプテン翼」で主人公の大空翼くんが、
その日の練習では普段の攻撃的なポジションではなく、
突然コーチのロベルトに
「今日はGKをやれ!」
と言われて、
ヘトヘトになるまで、すこぶるシュートを打たれるっていうシーンがあったのを覚えているでしょうか?
覚えているという方はそれなりの年齢ですね笑笑
それで、翼くんは気づくんです。GKにとって反応しづらいコースは
「グラウンダーでの左右の隅」なんだ!
と😀
まあ、本当にそうなんですよね。
世に見るGKのファインプレーは浮いているボールが多くないですか?
実はGKにとって、浮いているボールは比較的手が届きやすいコースなんですよね〜。
だから、派手に飛んでセーブするとスゴイ!ってなるんですが、そうでもなかったりします。
(実は、いつも正面で受けている方が凄いんですよね。常に良いポジションていうことなんで😀)
ということで、シュートはグラウンダーで、左右の隅を狙いましょう!!
仮にGKが止めたとしても、もしキャッチできなければリバウンドをつめることもできますからね
チャンスは続きます。
でも、上のボールなら枠を外したらゴールキックで終わりですから、ノーチャンス。この差はでかい。
そういう意味では、シュートはグラウンドのファーに打て!
という監督さんも見たことがあります。
ファーにキックでGKがはじく、ゴールを外れても遠い分、味方選手が間に合って詰めるかもしれない
という可能性の問題のようです。
②ニア・ファーを同じフォームで、置き所で打てるようにする
次に、キックのフォームです。
これは実際に元Jリーガーの方から聞いたんですが、
J3→J2→J1とカテゴリーが上がるにつれて、本当にシュートがゴールできなくなった・・・
ということらしんですよね。やはり、カテゴリーごとのGKのレベルの差は大きいようです。
それで、その方は色々な工夫をした結果、一番結果に結びついたのは
キックするギリギリまで、全く同じフォームでニアもファーも蹴れるようにする
だったそうです。
これ、当たり前でいるようで実際にやってみると難しいですからぜひ練習してみてください。
特に、サイドからカットインしてきて、それなりのスピードで入ってきているのにニアにグラウンダーのシュートを
フォームを変えずに実行するのって、結構筋力が必要だし難しいですよ。かなり腰をひねって、抑えて打つんですからね。
メッシなんかは良く右サイドから中央に横ドリブルでカットインしてシュートを決めていましたよね。あれです。
しかも、ギリギリまでGK・ゴールを見てるわけだし、何だったら、パスも狙っているので、守備側はプレーを絞れないんですよね。
前述のJ選手はこれを、マスターしたらペナルティエリア外からの決定率が高くなったそうです。
なかなかシュートが決まらない・・というチームのコーチや選手はぜひ練習してみてください。
③【番外編】GKを見ない
最後は、シュートのコースですが「グラウンダーの左右の隅」は大原則なんですが、
シュートを外しがちな選手にコーチは、
「よくGKを見てシュートしなさい」
って、言ってませんか?
これで、上手くGKの位置を見極めて決められる選手にはこれでいいんですが、
中には、それでもGKにぶつけたり、正面ばかりにシュートしてしまう選手はいませんか?
私は主に高校生年代の指導がメインなんですが、それでもたくさん目にしてきました。
そんな時は、こんなコーチングをしています。
「GKを見るな!ゴールのGKのいないスペースを見てみろ」
実はこれ、どなたかの著作で述べられていたものの受け売りなんです☺️
選手によっては、見ているものに向かってプレーしてしまうことがあるみたいんなんですね
だから、GKをちゃうとどうしても、GKに向けてシュートしてしまう
それならば、ゴールの中でGKのいない場所を見てシュートすればいいじゃない
という発想です。
実際にこれで成功率が上がる選手もいるので、ぜひ試してみてください。
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