「なんでそこにパス出さないの?」
「そこはドリブルでしょ?」
とか、第四種(小学校世代のことを日本サッカー協会ではこう種別しています)のカテゴリーの試合をたまに会場の順番待ちなどで見ていると聞こえてくることがあります。
最悪なのは「ヘタクソ!」とか怒鳴っているコーチです。
これはもう、聞いていて大変不愉快で、残念で、子どもたちのことを考えると辛い気持ちになります。
試合でプレーが上手にできないのは全てコーチの責任です。(少なくとも私はそう考えています)
前述したような言葉は全て自分の未熟さを大声で叫んでいることになります。
こんな感じで
「(コーチが)そこにパスを出させるような、質の低いトレーニングしかしていないんだ」
「(コーチが)ドリブルの選択なのか、パスなのかなど、他の選択肢を判断する基準を与えるトレーニングを先週していないんだ」
「上手にできないコーチのレベルが低いんだ」
ってな感じですね。つまり、自分のコーチングの低さを大声で叫んでいるということになります。
まさに、天に唾を吐く行為なんですが、気づかずに恥ずかしげもなく、叫んでいるコーチがまだいるのは残念です。
お父さんコーチなど、指導者の方々には心から尊敬もしていますし、土日やプライベートの時間を割いて子どもたちのために指導をしてくださっていることも頭が下がる思いです。
ただ、少し欲をいうと「もっと学んで欲しい」のです。
お忙しいのはわかりますが、コーチは選手の未来の一部に触れています。その指導で輝く原石もたくさんあると思います。
だから、磨き方の勉強をして欲しいと考えています。
指導者講習会などに参加されている方
→ 良いです!そしてしっかり子どもたちにアウトプットしてください。ただし、人数とか、やり方とか外見だけではなく、トレーニングの本質、狙いを学んでくださいね。よく外国人が講師の指導者講習会を実施すると、日本人はピッチの大きさとか、やり方とかを無言でノートに書いて熱心だが、なぜ彼らは私にもっと本質的なことを聞いてこないんだ?っていうように、外国人コーチは不思議がっているそうです。
指導者講習会で、指導実践もされている方
→ めちゃくちゃ良いです😄!!
年に一度程度は、他人に自分の指導を分析してもらってください。その方がトレーニングの質もどんどん上がっていきますよ。私も年1で見てもらって、ダメ出ししてもらいます。私のイメージだと4種の方はあまり指導実践をされていないような印象があります。4種こそ一番子ども達に多く触れるので、そうした機会にぜひチャレンジして欲しいと思っています。
天に唾を吐く行為にならないよう、普段のトレーニングを最良なものしていきましょう!
学ぶ気持ちがあれば、遅いことは全くありません。今日をその日にしましょうね!!
オススメ本のページをぜひご覧になっていって下さい。本当にオススメできる本しか載せませんよ(^ ^)
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